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療育手帳取得について 工事中



― 療育手帳取得について ―



滋賀県中央子ども家庭相談センターにて療育手帳の取得に伴う
障害の程度を判定してもらった。
判定がでたことは確かに出た。
軽度という判定は出た。でもはっきり自閉症とは言われなかった。
何?何が”軽度”なの?あの時はっきり聞いとけばよかった。
軽度ということでやっぱりと思ってしまったのとかなんか色々で
そういうのを聞かなきゃいけないのに、ぶっ飛んでしまってた。
凌の発達検査(普通の○○才児検診の時と同じ様なこと)をしている間に、
私は別室で凌の生まれてから今までのこととか、障害に関しての考え方、
療育手帳に関しての考え方等々聞かれて、色々ほんとに色々
自分の今の健康状態まで答えて疲れてしまった。
でも、嫌な感じの人間は1人もいなかった。
それが福祉に携わってるものにとれば当たり前の事でも、
その中でもバカな勘違いをした人間もいたりするから、ちょっとホッとした。
(センターの職員全部に会った訳ではないけども)
自分の考えをつらつらと述べてるとやたらと”いいお母さん”を連呼されてたけど、
私が考えてることってそんなにお役所的で、模範解答だったのかなと考え込んでしまう。

でも、とりあえず今は軽度だ。このままだと就学の時普通学級に入るのかな。
最近凌は女の子には仲良くしてもらってるけど、男の子にはど~も意地悪を言われたりされたりする。
普通学級で大丈夫かな・・・。
視覚に訴える情報はよく記憶できるし、理解できているのに、
耳で聞いての聴覚からの情報はイマイチ理解できない。
というより聞いてない。
で、やっぱり遅れがある。
最初に発達専門の保健婦さんに見てもらった時より、かなり成長してきてるけど。
でも自閉症って、退行してしまう折れ線型ってあるらしい。
それが怖くて、軽度でもあんまり喜べない。
後日、市役所のほうから連絡があるらしいけど、
たぶん療育手帳はもらえないだろうと思った。
次の判定は2年後だそうだ。長いな~。今回みたいに調子のいい時の凌だけ見てて、
ほんとうに正確な判断が下せてるのだろうか?
何回かいろんな凌をもっと見て欲しいと思う。


やっと療育手帳が交付された。
8/30に判定を受けに行き1ヶ月あまり・・・。
長かった。ホントに。
でもなぜに10/1に認定?
やっぱりお役所の書類の締め日の関係かな。
随時認定されればいいのに。
結果は”B”だった。
療育手帳についてとか障害者の利用できることの一覧とか
もらって読んだけど、”B”の者の利用できるものの少ないこと。
日常で使えるのは福祉医療くらいで、あとは乗り物とか、
税金の控除とか緊急時の入所施設を登録すれば利用できるとかそんなもの。
乗り物なんか特に鉄道!
JRしか使えない。それも100キロ以上の場合半額!?
日常的には何の意味もない。
いつも旅行行けって?
”あんたは障害児よ”という宣告だけ受けに行ったみたい。
もっと重い障害のある人が色々なサービスを受けられるのは当然だけど、
「障害はある。生活にまったく支障がないわけじゃない。でも軽いからこんだけのサービスだけね」
ってなんか厳しい世界だな~。
わたしが甘すぎたのか、周りが厳しすぎるのか。
私が甘かったんだろう。
医療費が無料になるだけいいと思わなければいけないんだろう。
ほかのボーダーラインの子達は療育手帳って役立ってるんだろうか。
なんか胸にしこりが残った。



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